iPhoneを含むスマートフォンは、電話だけではなくメッセージのやり取りやネットで調べたり生活に無くてはならない必需品になっています。
外出している時やこれから出掛けなければならない時に充電出来ていなかったら不便ですよね。
早く充電したい!そんな時に役立つ方法を解説していきます。
素早く充電したい人におすすめしたい方法
充電時間を短くするには、電源をOFFにすることや接続を切るなど[iPhoneでできること]と早く充電することができるケーブルやコンセントに挿すアダプターなど[急速充電対応のアクセサリー・充電器を使う]の2つの方法があります。
両方とも簡単にできるので1番いい方法をお試し下さい。
iPhoneでできること
iPhoneは使用していない時でも常に電波が繋がっています。
他にも、それぞれのアプリが常にデータのやり取りを行っています。
この事を一般的に「バックグラウンドで動いている」と言います。
これは穴が空いているバケツに水を入れているように充電しながら電力を使っている状態になっています。この穴を閉じて水を貯めるように、iPhoneの消費電力を止めて充電することで通常よりも早く充電することができます。
iPhoneの電源をOFFにする
1番オススメする「簡単][早い]方法が電源をOFFにすることです。
デメリットは電話やメール、ラインなどのメッセージの送受信ができない、どれくらい充電ができているか確認できないことです。
機内モードONにする
機内モードを有効にすると、Bluetooth 以外の無線通信がすべて無効になります。
電源をOFFにする方法よりも充電時間は長くなりますが、通常の充電より早くできるのでこの方法もオススメです。
この方法も、電話やメール、ラインなどのメッセージの送受信はできませんが、カメラの操作やアラームといったデータを送受信をしない機能は使用することができます。
機内モードにする方法は2つあり、下記どちらでも機内モードにすることができます。
- ホーム画面で下からスワイプする → 飛行機マークをタップする(オレンジ色でON)
- [設定]→[機内モード]を選択してONにする
急速充電に対応したアクセサリー・充電器を使う
実は急速充電に決まった定義(規格)がありません。
しかし、iPhoneの急速充電は「約30分で最大50%まで再充電できる」と決まっています。
充電に掛かる時間は、電力(電気の強さ)によって変わります。
「W(ワット)」数が大きいほど電力が強いので早く充電できることになります。
このワット数は電球でよく見かけますよね。ワット数が大きいほど電力が強いので明るく光ります。
それでは具体的に急速充電をするには何が必要か説明していきます。
USB-PD対応急速充電アダプタ
上図のようにコンセントに挿す機器を充電アダプタと言います。
一般的によく見るのは左側ではないでしょうか?
しかし、左側のアダプタは急速充電に対応していません。
急速充電するには右図のようなUSB-PDに対応している18W以上のUSB-C電源アダプタが必要です。
同じUSB-Cコネクタの電源アダプタでも電力が弱い対応していない物もあるので注意してください。
USB-C – Lightning ケーブル
急速充電をするにはUSB-CのLightningケーブルが必要です。
USB-Cとは上図右側のように、平べったい形状のコネクタのことです。最近はAndroidスマホや各種小型家電などで使われています。
iPhone11からこのタイプのLightningケーブルが付属されていますが、それ以前のiPhoneは急速充電ができない通常のUSBコネクタなので別途購入が必要です。
他のメーカーの充電ケーブルを利用する場合
購入したiPhoneに付属されている充電ケーブルは充電にもデータの送受信にも一番安定して使えるものになりますが、USBとLightningケーブルは現在様々なメーカーが製造販売をしております。
Apple社製のものではないケーブルでも「Appleが互換性を保証しているMFI認証」というのがあり、認証を受けたケーブルは性能や安定度が良くなっています。
MFI認証を受けたケーブルはAppleが保証しているので安心できる製品ではありますが、やはりApple純正品のケーブルの方がオススメです!
また、ケーブルの長さも短い方が早く充電でき、かつ安定してデータの送受信なども行えます。
モバイルバッテリー
外出中に充電する場合に使うのがモバイルバッテリーです!
モバイルバッテリーも様々なメーカーが製造販売しており性能もピンキリでが、必ずUSB-PD対応してる18W以上出力があるバッテリーを選んでください。
その他に注意する点はバッテリー容量になります。容量が多ければその分充電できる回数が多くなり時間も長くなります。
容量の目安としてiPhone 8の場合、容量が5,000mAhのバッテリーは1.5回充電ができます。
モバイルバッテリーは持ち歩く方が多いと思うのでデザインを重視するのもいいと思いますが、性能面で見る方は上記を満たしたものをお試しください!
iPhoneの充電に時間がかかる主な原因
ここまでは素早く充電する方法を説明しましたが、それでも充電が遅い場合はもしかしたら以下のことが原因かもしれませんので確認してください。
USB-CのLightningケーブルを交換する
よくある原因のひとつにケーブルが切れていることがあります。
付属しているケーブルはあまり耐久性がないために、弊社にご来店頂くお客様にも「普通に使用しているだけでケーブルが駄目になってしまった」というご相談をよくお受けします。
見た目はわからない場合も多いので、充電に時間がかかると感じたらケーブルを替えて試してみることをお勧めします。
バッテリー自体を交換する
そもそも早く充電しなければならない状況になる原因の一つがバッテリーの劣化です。
バッテリーは時間が経てばどんどん劣化していきます。
その為、一般的に購入から2年後には充電が100%でも1日で充電がなくなるといったことになります。
スマホバスターではバッテリーの交換を3,980円(税込み4,378円)~で修理することができます。
機種によって料金は変わってきますので是非お近くのスマホバスターへお問い合わせください!
こちらのブログでバッテリーについて解説しているので是非ご覧ください!
Lightningドックの故障
端末の下部にある充電器を接続する部分であるLightningドックが故障すると、ケーブルを刺しても反応したりしなかったり、ケーブルがしっかりと刺さらず抜けてしまったりします。
さらに充電に関すること以外にも、スピーカーにノイズが乗る・音量が極端に小さい・マイクが音を拾わない・イヤホンジャックがついている機種は音が聞きにくいなど、Lightningドックと同じコネクタで繋がっているパーツに不具合が出るなんてこともあります。
スマホバスターではLightningドックの交換修理も行えるので是非ご相談ください!
さいごに
必要な時に充電がなくならないように計画的に使えればいいですが、なかなか難しいですよね…
今回は早くバッテリー充電する方法をご紹介しましたが、USB-PDや電力など普段聞かないことも多かったのではないでしょうか?
カンタンにまとめたので皆さんもいざという時のために素早く充電する方法を是非実践してみてください!
- 充電中はiPhoneの充電を切る、または機内モードをONにする
- USB-CのLightningケーブルとUSB-PD対応の12W以上の充電アダプタ・モバイルバッテリーを使う
- 上記2点を試しても改善しない場合はバッテリーの交換をする
- ケーブルの接続が怪しかったら修理店に相談する
- iPhoneを修理するなら
スマホバスター -
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