日常生活の中で、うっかりミスで愛用のiPhoneを手から滑らせてしまった、習慣的にデニムの後ろポケットに入れたまま、乗り慣れない知人の車の助手席に座ってしまい、、、
ついつい、うっかり落としてiPhoneの液晶漏れを起こしてしまいます・・・
そんな「うっかり」が原因で、愛用のiPhoneの画面が液晶漏れを起こしてしまった、、、というご相談を受ける事が、近年多くなりました。統計的に、原因の一つとして大きいのが、昨今の画面の大経化です。
私もiPhoneをうっかり落としてしまって液晶漏れの経験あります・・・。今のiPhoneって大きくて持ちにくいんですよね・・・
例えばiPhone4Sが最先端だった時代には、そういったご相談はそこまでありませんでした。
5モデルがリリースされてからはチラホラと、6モデルがリリースされて以降は劇的に増え、現在では当店に持ち込まれる修理のご依頼は、かなり液晶漏れを含む画面トラブルに関するものが多くなってきています。
本日は、この数ある画面に関するトラブルの中でも比較的重大な「iPhoneの液晶漏れ」にフォーカスし、お客様からのお問い合わせの多いポイントを例に詳しく説明したいと思います。
詳しく液晶漏れについて解説しているのでどうぞ!
ガラス割れと液晶漏れの違いは?
まずは軽く液晶漏れになる前の初症状でもあるガラス割れから軽く触れておきます。
巷ではiPhoneの画面にヒビが入ったまま使っている方を見かけますが、なぜ問題なく使えるのか不思議に思いませんか?
画面割れでも、表面の画面のみヒビが入っている状態のガラス割れと液晶画面が破損している液晶漏れの2種類があります。
ガラス割れ
それは概ね表面のガラススクリーンのみ損傷を受けた状態です。このケースでは、その下のタッチパネルへの直接の損傷が無いため、タッチ操作は通常通り行えます。
当店に持ち込まれた例を挙げると、それが原因で気づかぬうちに重大な故障を引き起こし、結局は高額な修理になってしまいましたが、そのお客様はなんとその状態まま半年間も使用されていたとの事でした。
ガラススクリーンの下のタッチパネルに損傷を受けると、通常通りのタッチ操作ができなくなる可能性が有るため、比較的早い段階で修理のご依頼に至るケースが多くなります。
このケースでは部分的にはタッチ操作はできたりしますが、快適に使用できるレベルではなくなります。
液晶漏れ
液晶ディスプレイの表示に黒い水たまりのような斑点が出ている場合は液晶漏れが発生しています。
液晶の層に損傷を受け液晶漏れが発生すると、ほとんどの場合その時点でほぼ使用できなくなることがほとんどです。
ガラススクリーン、タッチパネルを通過し、その下の液晶層にまで損傷が及んだ場合、すぐに修理が必要になってきます。
これって液晶漏れ!?
では液晶漏れが実際にどのようなものなのかを画像を使って解説をしていきます。
あなたがもしiPhoneを落としてしまって画面表示に異常が出てしまった際の参考にしてください。
まず下記写真を参照ください。
こちらは液晶に黄色っぽい色で滲みがでていますが、ガラス割れによる液晶内部に圧がかかることで起こる液晶の滲みです。
この状態では特に操作に問題ないことが殆どです。
次に、こちらを見ましょう。これは落下や強い圧迫による液晶の割れです。
主に縦の筋が入りますが、横線に液晶割れが起こる場合もあります。この状態になると画面表示の不良やタッチの誤作動を起こす場合もあります。
最後にこちらが液晶漏れになります。
写真を見てもわかるように、画面内部で黒のインクを漏らしたような滲みがでていますね。
この状態になると液晶漏れを起こしてしまっている箇所は操作不能な状態になっていることが殆どです。
もしもあなたのiPhoneの画面になにか異常を感じたのでしたら上記写真を参考にしてください。
参考にしてくださいね!
液晶漏れを放置するとどうなる?
では、もしも液晶漏れを起こしてしまった場合、どのようになってしまうのか細分化して解説をしていきます。
範囲が広がっていく
液晶漏れをそのまま放置しておくと、液晶漏れの範囲がどんどん広がっていきます。
画面上部にほんの少しの液晶漏れだったとしても、使用しているうちにその液晶漏れを起こしている部分をタップし続けることなどで、液晶漏れがだんだんと広がっていきます。
次第に画面に縦の筋がでてきたり、タッチ操作にまで影響が出てきてしまい使用が不可能な状態になってしまうことがあります。
誤作動(ゴーストタッチ)が起こりだす
iPhoneの液晶漏れをそのまま放置しておくと、徐々に範囲が広がり端末に触れていない状態でも誤作動でタップを勝手に繰り返してしまう『ゴーストタッチ』と呼ばれる現象が発生してしまう場合があります。
ゴーストタッチとは、液晶の損傷によりタッチしていないにも関わらず反応してしまう現象のことです。
その為、iPhoneの画面ロックした状態でも反応してしまい勝手にパスコードを入力してしまうことで、制限回数を超えてロック解除ができなくなってしまったという事例があります。
この場合、iPhone単体での操作ができなくなる為、iTunesによる「iPhoneの復元」が必須となり、バックアップの無いデータは全て破棄されてしまいますので液晶漏れを起こしてしまった場合は注意が必要です。
最終的には画面が真っ暗になる可能性がある
初めは一部分からの液漏れですが、徐々にその範囲を広めていき最終的には画面が全く映らない状態になっていることがあります。
この状態でも内部ではゴーストタッチが起こっている可能性がありますから、内部がどのような状態になっているか全くわからなくなりますので考えると恐怖でしか無いですね。
iPhoneの液晶漏れから様々な不具合が起こり得るんだね・・・
そうなのです!なので、液晶漏れを起こしてしまったiPhoneはすぐに修理が必要ですね!
iPhoneの液晶漏れを直すには?
アップルなどの正規店と町中にある非正規店の2種類があり、お互いにメリット・デメリットがあります。
Appleなどの正規店
保証があれば無料または格安。
ですが、修理内容によっては本体交換などでデータや設定がリセットとなる場合も…。
表にまとめたので参考にしてください。
【メリット・デメリット】
メリット | デメリット |
交換部品が純正品 | 保証未加入or期限切れだと修理料金が高額 |
本体交換対応がある | タイミングによっては修理に数日かかることも |
修理後『キャリア下取り』にも出せる | 他の部分も修理をしないと対応できない事がある |
修理の内容によってはデータの初期化の可能性あり |
非正規店
画面のみの交換なのでデータそのまま。
また、画面の種類が選べて安く修理できたり即日対応ができる等。
【メリット・デメリット】
メリット | デメリット |
修理代金が安い | 『正規店でのサポート』が受けられない場合がある |
データや設定のリセットはしないので修理後はそのまま使用可能 | 基板破損など一部の修理が出来ない場合がある |
部品在庫があれば修理は即日対応 | 本体交換は非対応 |
『キャリア下取り』には出せなくなる可能性有り |
タイプ別のおすすめ修理方法
実際に修理を検討する段階で、上記メリット・デメリットを踏まえた上でお客様は何を優先されますか?
AppleCareやAppleCare+に加入している場合
お使いのiPhoneの保証状態をご確認下さい。
Appleの公式サイトに、シリアルナンバーを入力するとそれを確認できるサービスがあります。
お手元のiPhoneがAppleCareやAppleCare+の保証対象であれば無償、もしくは格安な料金で修理が可能です。
但し、Appleの正規店で修理をする場合はお客様ご自身でのデータの初期化と「iPhoneを探す」機能をオフにしないといけない場合があります。
料金に関しては保証期間内かつ保証対象の故障の場合は、どの機種でも3,700円程度となっています。
詳しくはAppleの公式ホームページをご確認下さい。
Apple公式ホームページ
とにかく安く・その日のうちにiPhoneを修理したい!
Appleの正規店での修理は、宅配サービスを利用されれば最短約1週間、直接持ち込む場合では店の混雑状況によりますが、空いていれば数十分、混雑してる場合や故障の状態次第では一旦預かりとなり、当日の持ち帰りが出来ないケースもあります。
弊社の様な、iPhone修理専門店をご利用の場合、iPhoneの液晶漏れによる画面モジュール交換の場合、30分程度お待ち頂き、修理後はデータそのままでお持ち帰り頂けます。
iPhoneの保証の期限が切れてる場合や「家で使うだけ」「通勤用に音楽プレーヤーとして使うだけ」などできるだけ安く修理したい場合や、その日のうちに持ち帰りたいという方には非正規修理店をおすすめします。
まとめ
iPhoneの液晶漏れの場合は、どこで直すかそれぞれメリット・デメリットがあります。
ご自身のiPhoneの保証状態や修理時間、料金から最適な修理方法をお選び下さい。
スマホバスターはiPhone修理の経験豊富なベテランスタッフが常駐しておりますので、iPhoneの画面が液晶漏れを起こしてしまっていても迅速に修理対応することが可能です。
iPhone修理ならスマホバスターに任せてくださいね!!
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自社で厳しい品質検査の元、部品の製造・卸を行っているので品質の良い部品を安定してご提供することができます。また、修理後も最大1年間の保証があるのでご安心下さい。
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